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ビリ子が今年さっそく歳を取り、35になった。
短パン、白ソックスで必至の若作りも空しく、確実に老化の一途を辿っている。


例えば、

1.朝起きるのが(妻より)早い。
2.アゴのラインがたるんできた。
3.寝るのが早すぎる。7時から寝る時もある。
4.頻繁に幼少時代を懐かしむ。
5.妻の言った事を覚えていない。
6.最近の若者が気に食わない。
7.立ち上がる時、かけ声が必要。「アイヤヤヤー」


そんなオッサンが誕生日プレゼントでおねだりしてたのが、



untitled.jpg

2.5cm角のmobiBLU。ビリ子いわく、icube。

「カッコイイだろ?約1500曲もダウンロードできるんだよ」

1500曲も歌知らんやろ?

「動画も取り込めるんだぜ」

小さすぎて見えるかっ!!

「チェーンも付いてるからネックレスにもなるんだぜ」

ププププッ。

「100ドルだって」

ふ~ん...。



こんなサイコロみたいなもんに、高い金払ってまで買いたくなかった。


でもまあ、しょうがない。
決して乗り気じゃなかったけど、買ってあげた。

そりゃビリ子は飛び上がって喜んだ。
子供みたいにはしゃいで喜んだ。



のにだ!


「ビリ子ちゃん、icubeどうなった?」

「いいよ~」

「どんな風に?」

「すごくいい。」

アホか。一度たりとも使ってないだろよ。
説明書もろくすっぽ読んでないんだろ?
小さいキンチャク袋に仕舞い込んじゃってさ。




察し通り、


リー (←click)の二の舞じゃないか!



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ダントツ、ビリ子ちゃんである。

「あっ!ダメダメ!!顔を拭くときはね、こうやってトントントンッて軽く叩くの。
ゴシゴシ擦ると肌を傷つけちゃうわ。」


と、実践しながら教えてくれる。

「最近お肌がかさついてるわよ。風呂上りにローション塗っときなさいね」

と、適切なアドバイスをくれる。


「ちゃまー、ちょっと来なさい。」

去年、ハリケーンがやって来る前夜、バスルームに呼ばれた。

「水や電気が止まるかもしれないから、今のうちにムダ毛を処理するのよ。いいわね?」

真剣な眼差しのビリ子。
手渡されたT字カミソリでワキ毛を剃る私。
こんな非常事態でも妻のムダ毛を気にしてくれる夫に笑いが止まらなかった。


そんなオカマチックなビリ子から、何度も催促されていた事がある。

「マニキュアを塗らせて!」だ。

私は今まで爪を磨いた事はあるが、色付けしたことはない。
小学生の頃、赤いマジックで塗った事はあったと思うが、その程度だ。

「イヤよ。興味ないもん。」

「いいから!一回だけ!ね?明日買いに行こう。ね?」


男であるはずのビリ子が何故ここまでマニキュアにこだわるのか。



20代前半、ビリ子はTVリポーターを目指し、短大でジャーナリズム科を学んでいた。
人前に立つ度胸をつけようと、モデル学校に通う事を決意。
が、近くのモデル学校は車で片道2時間もかかる上、メンズコースは平日のみ。
幸か不幸か、レディースコースは学校が休みの土曜日にある。
これなら行ける。ビリ子はメンズだけど、自分の夢のためだ。
もちろん断られたものの、半ばゴリ押しの形でレディースコースに通う事になった。


「その授業の中で、マニキュアの塗り方を教わったの。家に帰ってね、ママや妹たち、
近所のオバサン達にマニキュアを塗ってあげたら大絶賛されたわ。」


「.....」

つまり、私にも大絶賛を期待してるわけだな。



その日、ビリ子は嬉々としてドラッグストアーの化粧品売り場に立っていた。

「これこれ!REVLONはね、私のお気に入りなの。ピンクなんていいんじゃない?
この間買ったハイヒールにピッタリだわ!」


そのハイヒールもビリ子の強い薦めで買ったやつだ。


私は途中でどうでも良くなったので、ハイハイと言う事を聞き、
されるがままにマニキュアを塗られる事になった。



01010.jpg



ビリ子が手こずっていたのは、薬指。
私の薬指の爪はマニキュアのノリが悪いようで、きれいに塗れない。

「アラッ、また失敗だわ。」

「うまく塗れてるわよ。いいんじゃない?」

眠いので早く終わらせてほしい私。
塗っては拭い、塗っては拭いを繰り返す執拗なビリ子。

両手両足、合計20本を丁寧に塗ってくれたんだけど、色が薄すぎて変わり映えしない。
従って、感動も薄い。

「今度は濃い色に挑戦したいわ!」とビリ子の美への追求は留まる事を知らない。


もう、いいです。




ところで、ビリ子ちゃんは何でTVリポーターの夢を諦めたんでしょうか?

「ジャーナリストはね、頭が良くないとできない仕事なの。
だからきっぱり飽きらめて短大も中退したわ!」


気づくのが遅すぎますね。
でもモデル学校はきちんと1年間通い、卒業しましたよね?
モデルの仕事はしたんですか?

「ええ。チラシのモデルをしましたよ。」

微妙ですね。

「くつ下のモデルね。」





切なすぎます...。


「ちゃまー、ちょっと来て!良いもの見せてあげる。」

ビリ子が外で呼んでいる。

トカゲだな。

この男はサプライズが好きなんだけど、
手口が同じだからサプライズにならない。
 

「知ってる。トカゲでしょ?」

「カメレオンだよ!早く早く!」


マ、マジ???

カメレオンってこのカメレオン?
pc3.jpg


色が変わるやつでしょ?

少し予想外。

カメレオンなんて見たことないし、島に生息してるって聞いたこともない。
めずらしそうだから、カメラを持って出る。

「ど、どこ?」

「ホラッ、ここ!」

玄関前のヤシの木を指差すビリ子。




トカゲじゃん。
コイツ知ってるよ。腕立て伏せしながら登っていく姿を何度が目撃した事がある。動きが面白かったから少し親近感を持っていた。
でも、ただのトカゲでしょ。


「カメレオンだよー。色が変わるから見てて」

カメレオンと一口に言っても色んな種類がいるのかもしれないな。


000_0724.jpg



あっ、ホントだ!背中が茶色になったぞ!!

気持ち悪いんだけど、非常に気になったのでコイツの正体を調べてみた。


イグアナ科のグリーンアノールって言うトカゲ。やっぱり、私が正しい。
変色する事から、別名アメリカンカメレオンとも言う。ビリ子もまあまあ正しい。
オスは喉に扇状の袋を持っていて、威嚇するときに広げるぅ??

カエルの水掻きとかガラガラヘビのガラガラとか、コイツの袋とか勘弁してください。
自分にないものは使い勝手が分からんから怖いのよ。






「ちゃまー、こっち来て!スペシャルデザートはいかが?」


今から歯磨いて寝ようかと思ってたところにパティシエの声。


こ、こ、こ、これは!!!!

最近パイにはまってるバティシエ・ビリ子の最高傑作「クリームdeドンブリ」だ!!

000_0716.jpg



000_0717.jpg


バナナクリームとホイップクリームの間に、美味しいサプライズが隠れているよ。
パティシエ・ビリ子の小粋な演出を召し上がれ!



とか言ってる場合ではない。




11時回ってるし、寝る前だから勘弁してください。





この物語は、設定フィクション、内容ノンフィクションです。


登場人物:ちゃまー(以下) ビリ子(以下) リー(携帯電話)


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


ある日の午前中―。


プルルルル プルルルル


「ハイ、恋のお悩みホットラインです。誰ですか?」

「ビリ子です。」

「またアンタですか?今日はどうなさいました?」

「リーと別れていいものかどうか悩んでいます。」

「えっ、まだ別れてなかったんですか?それで、リーさんは何と言ってるんですか?」

「ダンマリを決め込んでます。」
 
「そうですか。前回相談を受けた時は、リーさんとよりを戻すために
メモリーカードで気を引こうとしましたよね?←恋事情click!)その後、どうなりました?」

「リーが全く興味を示さなかったので、泣く泣くメモリーカードを返品しました。」

「プププッ。あのねぇ、私、細木数子じゃないけど、ズバリ言うわよ。
リーさんを思い切って捨てなさい!」

「やっぱり、リーを捨てるべきですか?」

「リーさんにビリ子さんはもったいない気がするんです。
彼女相当デキルのに、ビリ子さんは彼女の良さを活かし切れてませんよね?
どうですか、この際リーさんの幸せのために、他の方に譲るというのは。」

「つまり、リーをイーベイにかけるということですか?」

「そういう事です。」

「...分かりました。その方向で考えてみます。」




その日の夕方―。

プルルルル プルルルル


「ハイ、恋のお悩みホットラインです。ビリ子さんですね?」

「ハイそうです。」

「リーさんとは別れることができましたか?」

「いいえ、まだです。イーベイでは紹介料が高い上、あまり高値で売れなさそうです。」

「ビリ子さんねぇ、リーさんで儲けようなんて考えちゃダメ!」

「でも、今まで溺愛してたリーを安値で売りたくないんだ!」

「知るか!例え5ドルだろうが1ドルだろうが売れるだけで有難いと思わないかい?」

「思いませんよー!ちゃまーさん?あのー、あなたになら譲ってもいいですよ。」

「い、要りませんよ!今私には、Tモバイル君がいるんですが、
正直、彼の必要性すら疑い始めてるところなんです。かけてくれるのは義母ぐらいですし、
ビジネスや広い交友関係、差し迫った用事とは無縁の生活ですから、私。」

「そうですかぁ...。」

「スミマセンねぇ。で、どうするんですか?」

「リーとは今の関係を続けていきます。」

「好きにしろ!!」


ガッチャン  ツーツーツー




もうね、付き合い切れませんっ!!

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